レンタルサーバの比較方法を解説
PHP・MySQL、もしくはWordpressで自分好みのHP作りを行ったら、サーバーを使用してインターネットに公開します。
イニシャルコスト・ランニングコスト、可用性、機密性の面から見て、個人でサーバーを運用するには中々手が出にくいです。
そこでレンタルサーバーという選択肢に行き着くと思います。しかし、今はレンタルサーバーを運営している会社がたくさんありなんとも決め難い。。
そこで、レンタルサーバーを決める際のポイントを紹介します。
■レンタルサーバー比較サイトを参考にすると・・・
失敗したくないからと色々調べるけど、調べれば調べるほど差別化できなくなって決め切れません。そこで、次に絞って考えてみましょう。
●【重要】レンタルサーバーの比較ポイント
・自身のHPの開発言語を取り扱っているか
・HDD容量
・価格
・データ転送量
・サポート体制
・H/W性能を紹介いているか
●【参考程度】レンタルサーバーの比較ポイント
・口コミ
・機能
・利用者数
・無料お試し期間
となります。次に、それぞれのポイントを具体的に何を見ればよいか記載していきます。
●【重要】レンタルサーバーの比較ポイントの詳細
・自身のHPの開発言語を取り扱っているか
死活問題です。自分の開発したHPの言語が使用できなくては意味がありません。CGI、PHP、DB、Wordpress それぞれの取り扱いバージョンを確認しましょう。
・HDD容量
自身のHPがどのようなサイトかにより考慮しましょう。画像や動画などファイルの投稿が多くなりそうな双方向サイトは大容量。ブログや紹介記事などテキストベースの一方向サイトは低容量。と判断しましょう。
・価格
大抵月額表示ですが、サーバーは年単位で借ります。自身のお財布事情と相談しましょう。
・データ転送量
HDD容量の考慮ポイントと同じく、自身のHPがどのようなサイトかにより考慮しましょう。動画像が多い場合は大容量、テキストベースは低容量。との判断で大丈夫です。
・サポート体制
これは表記のされ方に注意が必要です。ここでいうサポートとは、レンタルサーバを使用するための利用サポートです。
これと混同しやすいのは、サーバ環境の運用保守を24時間365日対応。これって、故障したら24時間対応しますとかって話です。データーセンターやH/W修理の保守契約を結んでいるって話であり、稼働率99.99%!とかの文句と大差ありません。また大抵のサーバーがそのようになっていますのであまり参考になりません。
・H/W性能を紹介いているか
これはスペックなのでごまかしが効きません。自信がなければ表示できないので、この記載があるレンタルサーバーはレスポンスが良い可能性が高いです。
●【参考程度】レンタルサーバーの比較ポイントの詳細
・口コミ
口コミの良し悪しは参考にしましょう。周りにぼろくそに書かれていても、自分にとって良ければ問題ありません。使ってみなければわからないので、上記の重要項目が合致していれば信じて進むのが吉となりやすいです。
・機能
SSLが??、FTPが??、メールアカウントが??、DB数が?? って色々ありますが、初心者には無用の長物です。必要になったら考えるってスタンスで大丈夫ですよ。初めから必要な場合は死活問題ですが。。
・利用者数
利用者数が多いのは、メリットデメリット両方あるのでなんとも言えません。
メリット:実績がある、不明点をググッたらヒットしやすい
デメリット:サーバのH/W(スペック)の食い合い、同時接続によるネットワークの逼迫、そもそも利用者数って何の数?(アクティブユーザ?解約済みユーザ含む?ドメイン数?)
・無料お試し期間
お試し期間にHP運用まで始めてしまったら、もう他のサーバーと契約しなおす気が起きません。ドメインの設定や、PHP構文のチェック、サーバーの設定など、また1からやり直す気が起きないからです。サーバーのコントロールパネルの使い勝手を見る程度なら価値ありますが、得られる物が労力と見合っていない気がします。
以上。レンタルサーバーの比較ポイントをまとめてみました。参考になれば幸いです。次の記事では、私が使っているレンタルサーバーを元に、契約の仕方や使い方を紹介していきますので、参考にしていただければと思います。
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■まとめ
一、情報がたくさんあるので見極めるべし
二、開発言語のVerが使用できるかは必ず確認
三、レンタルサーバーの比較は6つのポイントで!
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